経営者の思いが浸透していない組織で起きる5つの課題

企業経営で大事なのは「売上を上げること」「お客様の期待に応えること」だ。

売上が上がり、利益がなかったり、手元に資金が無くなると、企業自体が存続できないからだ。

当然に意識は「事業の成長」と「資金(キャッシュ)の確保」に向かう。

でも、大切なことを忘れていないだろうか。

事業の成長も資金の確保も、後ろには2つ大きなものがある。一つは「人と組織の成長」であり、もう一つは「経営者の思い」である。

目先の事業を成長させるために、売上に走る意思決定をする経営者は本当に多い。(気持ちは本当に分かります)

でも、経営の軸である「人と組織の成長」、「経営者の思いの浸透」を疎かにすると、5つの課題が起きやすくなる。

①現場から不満の声が多くなる

企業の戦略が「売上優先」になると、分かりやすく現場から不満の声が増えていく。

経営から見たら「些細な声」と最初は思うかもしれませんが、重要視せずに放置していると、徐々に不満な感情がネガティブな空気を生み出し、蔓延していく。

気が付くと、人と人の信頼関係は崩壊し、いつ自分が落ち度を指摘されて刺されるかもしれないという疑心暗鬼の状態になる。

最後には新しい企画や改革案を出した人が批判の集中砲火を浴びる状態になり、誰も変えようとはしなくなる。

②辞めて欲しくない人から順に退職者が出る

事業の成長には「キーマン」の存在が不可欠だ。属人的ではあっても、その人がいてくれるから事業が成長するということはよくある。

当然のことながら、他社でも「キーマン」は常に求められている。水面下で常に声が掛かっている状況だ。

そんな中で「経営の思い」が伝わってこないまま、「売上優先」の話が来ると、「何のために?」がないので、自分の存在意義を感じられなくなる。そうなると他社のオファーに心が揺れる自体になる。

会社の雰囲気が悪くなると、辞めて欲しくない優秀な人材から順に退職者が出る背景にはこういうところにある。

③口コミが広がり、応募者が減る

退職者が増えると、自然と口コミが広がる。ネガティブな情報ほど早く伝わり、広がる。

会社からどんなにポジティブなリリースを出していても、ボディーブローのように確実にヒットし、自然と応募者は減っていく。

怖いのは最初は応募者が減っていることに気が付かないか、その理由すら分からないことが多いということだ。

一度減ると、応募者が増えるのは本当にパワーをかけないと難しくなる。

④売上目標を達成しても、あまり嬉しそうではない

「人と組織」の疲弊を無視して、追い込んで売上目標を達成したとしても、それを表面的には喜んでも、内心はあまり嬉しそうではない。

白けている状態だ。

要するに「売上目標の達成は何のために?」の大義がないと、自分の存在意義が感じられなくなってしまうということだ。

白けが原因で売上目標を達成できなくなっても、「目標の立て方」や「計画の立て方」に課題をすり替えたりするので、なかなか課題の本質を掴むことができなくなる。

白けた状態はサーベイなどの数値でも表れにくいので、経営としては怖い状態だと思う。

⑤ネガティブな空気を変えるのが本当に難しい

ネガティブな力とポジティブな力はイコールの関係ではない。ネガティブな力はポジティブな力の10倍強い。

簡単に伝わり、広まるのは常にネガティブな話。

ポジティブな話は、ほぼ伝わらず、一気には広まらない。

だからこそ、一度できたネガティブな空気を変えるのは本当に強いパワーをかけないといけなくなる。なかなか難しい。

ポジティブな空気はじわじわと染み渡るように伝わる。

経営者の思いが浸透していない組織では課題が起きる

事業と人と組織と資金確保は「経営の3輪」だと思う。これらのベースとなるのが「経営の思い」だ。

自分たちは何者なのか?
どこに向かっているのか?
どうありたいのか?

こういう人と人の関係を構築する本質的な部分を、あらゆる場面で伝え続けることが必要になる。

経営の仕事で一番大事なのは、「経営の3輪」のバランスを取ること、誰になんと言われようとも、「思い」を伝え続け、それらを施策の中に落とし込んでいくことだ。

経営の思いを浸透させて、存分に暴れられる環境を創り、勝負できる仕組みを創る

どれも事業づくり、組織づくりで重要なことですが、これを自分たちだけで回そうとすると、途中で挫折するパターンが多いのが実情です。

頭では大事だと思っていても、目先の業績などに左右されて、「思いよりも数字だ」という形になりがちです。

永続的に発展させていける事業や組織を創りたい、と思っている経営者の方を私たちも全力でサポートしています。まずは最初のお茶して相談からでもいいので、困っていることを聞かせて下さい。興味のある方は下記のフォームからご連絡を。

 

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