【2022年4月現在】パーパスやパーパス経営を学ぶ際におすすめしたい本

目次

パーパス経営を進めたい!と思ったとき、本を調べたり、「パーパス経営」でWEB検索したりとまず、情報を集めようとする人は多いのではないでしょうか?

ただ、闇雲に本を探したりWEB検索をしていても迷うことが多く、どの情報や本を参照していいか困惑することも少なくないかと思います。今回は、私たちが学んできた・読んできたパーパス経営に関わる本についてお伝えします。

パーパスに関する本や記事を選ぶときに

「パーパス」について書かれている本やパーパス経営について書かれている本は、決して少なくありません。しかし、それぞれの本やページを見ていると、必ずしも実践できるものばかりでなかったり理解が難しかったりします。

なぜなら、「パーパス」という言葉について書き手が定義するものが千差万別となっていくことがあり得るためです。それぞれの本に記載されている「パーパス」や「パーパス経営」について、比較しながら読むことも面白いかもしれませんが、まず指針となる一冊を選ぶことも必要となるでしょう。

おすすめの書籍を読む時に意識してほしいこと

昨今では、本を要約するサイトや図解しているイラストなどが多くみられるようになりました。時間がないのでそういったサイトを斜め読みしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

確かに、要約されているものはボリュームが下がっているため手に取りやすい側面があります。しかし、詳細に内容を読み取ったり丁寧にパーパス経営を考えていく上で本文を読むことはとても重要となると考えられます。

せっかく「パーパス経営を取り入れて進めよう」としているのであれば、丁寧に通読してみることをお勧めします。


当社では入社する人に出会いを語り、おすすめするほど「ビジョナリー・カンパニー」に非常に共感しています。その中に「ビジョナリー・カンパニーZERO」というものがあります。
ビジョナリー・カンパニーZERO」とは、世界1000万部超えとなった「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの最新刊です。日本では昨年8月に発売されています。

多くの経営者が各所で絶賛の声を挙げている名著です。「偉大で永続的な企業になるため」に必要なことがまとめられており、誰と仕事をするか、コアバリューと理念を起点にどう考える行動するか、戦略・戦術をどう作るか、などの内容が9章にわたってまとめられています。

パーパス経営を考えるにあたって、こちらもぜひ読んでいたい本の一冊です。

当社では、パーパスや経営についての本を題材に読書会などのイベントを実施したこともあります。
セミナーレポートがありますので、よろしければご一読ください!

https://recomo.jp/seminer_reading_visionarycompany0_3/

それではここから、具体的に RECOMOメンバーがおすすめしている本をご紹介します。

【RECOMOメンバーのおすすめ】パーパスやパーパス経営を学んだ本

株式会社RECOMO 代表取締役CEO 橋本 祐造

橋本祐造

パーパス「意義化」する経済とその先
ビジネスシーンでパーパスが問われるようになった背景や、実際の事例の紹介があり、パーパスを体系的に捉えることができる一冊。パーパス経営を理解したいなら、まずはこの本から読むことをオススメします。
特に「パーパス起点のビジネスのあり方」「パーパスを規定する」の部分は、私たちの考えの中核にもなっている「理念・パーパスから丁寧に会社づくりをする」とも繋がるので、すぐに自社でもサービス提供の形で取り入れたいと考えています。

ハーバードビジネスレビュー「Purpose」
自社でのパーパスのつくり方、社内外での実際の活用の仕方を、事例を含めて詳しく書かれている。ハーバードビジネスレビューに掲載された論文をまとめたものですが、考察が深く、パーパス経営のことを深く知りたいなら、ぜひ読んでおくことをオススメします。
20世紀型組織と21世紀型組織の違いと、パーパスのつくり方、発信の仕方がとても参考になりました。

RECOMO X パートナー 大久保 祐介

私がお勧めする本は「図解 組織開発入門」です。この本はパーパス経営を中心に取り上げている本ではなく、組織開発に関わる知識を体系的に学ぶことができる本です。100個のツボに分けられて図解されており、それぞれのページで理論や事象が、わかりやすく解説されております。

パーパス経営をより深く理解するためには、パーパス経営そのものの理解の他に、組織開発全般の知識を得た上で、俯瞰的・相対的な視点からもパーパス経営を評価する必要があると考えます

株式会社RECOMO 髙杉 美緒

「ビジョナリー・カンパニーZERO」「パーパス経営」「BDG 次の10年で勝つ経営」「パーパスドリブンな組織のつくり方」などパーパスに関する本はたくさん読んできています。今回はそんな中で私がはじめて「パーパス」に出会った本を紹介します。

「働くことのパーパス」という本に、昨年春に出会いました。表紙に書いてある「仕事と生きがいの接点を見つけ組織と個人の幸福度を上げる」というワードを見て購入したのを覚えています。個人的なことにはなりますが、昨年春は「働く意味」を見失っていた時期です。子どもを預け、時間のやりくりをして働いて日々こなす状態になっていました。その状態でこの本に出会い、個人のパーパスと会社のパーパス共通点を見出し働くことは、個人としても幸せだし、組織としても生産性の工場など大きなメリットがあるという事を思い知らされました。
個人的なパーパスに対する考え方はもちろん、マネジメントをするうえでのパーパスの考え方も学べる読みやすい本なので機会があればぜひ読んでみてください。

理念・パーパスから丁寧に会社づくりをする

経営者のほとんどが企業経営の本質に向き合う時間を持てていないと言われています。事業を抜本的にテコ入れしたい、ビジョンを社員に浸透させたい、組織を改革したい、と思いながらも、実際は経営者がしなくてもいい作業に時間を奪われてはいませんか?

私たちは、経営者が事業・組織・企業文化の本質に向き合えるよう、全力の対話を通じて、経営者のビジョンにシンクロし、目指したい未来へとリードしていきます。

さぁ今こそ、人と企業の可能性を最大化するために、自社経営をRebuilding(再構築)し、Running(持続可能な経営)をするときです!ぜひ共に進みましょう!

経営者が取り組む本質的な課題の可視化と解決に向けた方向性を相談したい方はこちらからご連絡ください。

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