RECOMOが注目している 日本でパーパス経営を推進している事例

会社を経営したり事業を進めていく中で「パーパス」という言葉を目にする機会が増えてきました。企業経営においてパーパスを取り入れ、明確に打ち出していくことで多くのメリットが得られます。

今回は、パーパス経営を取り入れている企業の注目できる事例を紹介します。

日本企業においてもパーパス経営が推進されるように

企業でパーパスを作り、会社内外に「この会社の存在意義や目指すもの」を明示するのは、会社の扱っている事業や会社の規模・年数に関係なく非常に重要です。

日本企業のいくつかの事例にも、パーパスを制定したことで業績や会社の事業がより良くなったという例がいくつも見られます。

また、博報堂が2021年1月に公開した「ブランドパーパスに関する生活者調査」からも「企業やブランドは具体的に行動し、その会社だからできることに取り組んでほしい」という声が見られるのです。

そのため、会社で働く関係者だけでなく、サービスや商品に関わる顧客にとってもパーパスを明示することが重要であるとわかります。

実際、日本企業の中でも取り入れようという動きが多くみられるようになりました。

パーパス経営の難しさ

しかし、「自社でもパーパス経営をしていこう!」と考えたとき、具体的な事例はどこの企業を参考にすべきだろうかと迷うことも多いでしょう。私たちもグローバル展開するような大企業の事例にはすぐにたどり着けるものの、なかなか同じ規模感の会社の事例を知ることができないと感じていた時期もあります。

また、パーパス経営をしている会社を見つけたとしても、作られるまでの過程や実際どのようにパーパスや核とした経営が行われているかといったことは見えづらい傾向にあるようです。パーパスで掲げている言葉や思いと、会社の実情とが異なるということも、残念ながらあるようです。

こういった難しさの中でも試行錯誤しながらパーパスを策定したり導入や浸透を進めたりと、試行錯誤しながらパーパス経営を取り入れている企業もけして少なくありません。

では、具体的にどのような施策が行われているのでしょうか。
当社メンバーがパーパスについて考えるときに参考としている企業をご紹介いたします。

【RECOMOメンバーから】注目している日本でパーパス経営を推進している事例

株式会社RECOMO 代表取締役CEO 橋本 祐造

橋本祐造

パーパス経営を推進する日本企業でここはすごいな、と想う企業を2社紹介します。
1社目はソニー株式会社、2社目はピジョン株式会社です。

■ソニー株式会社

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」

2019年に国内でも先駆けて定めたパーパス。会社を取り巻く環境がグローバルで激変して、以前のように「出せば売れる」状態ではなくなったソニー株式会社。

改めて「自分たちは何者か」「どこに向かっているのか」「どうありたいのか」の原点に立ち戻って、作られたパーパス。短い言葉に思いの全てが込められている。働いている人も、これから働きたいと思う人も、ソニーのファンの人も、心を揺さぶられるような力強い言葉になっていて、改めて「ソニーという会社の存在目的」を知り、「自分とソニーの関係」について考える機会にもなるぐらいのパーパスだと思います。

■ピジョン株式会社

「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします。」

このパーパスも、ピジョン株式会社が「自分たちは何者か」「どこに向かっているのか」「どうありたいのか」について真摯に向き合い、自分たちがどういう存在でこの社会に存在しているのかを、見事に言い当てていると感じました。

常にこの世界に生まれてくる赤ちゃんのことを考える会社、赤ちゃんに提供したい場所が「やさしい」が溢れているようにするという会社としてのピュアな思いが伝わってきます。

これを読んだら、どんなに苦境に立たされても、心は折れることなく、自分の仕事や状況が何のためにあって、どこに繋がっているのかを強く感じることができます。

RECOMO X パートナー 大久保 祐介

私が注目している会社は2社あります。
株式会社SmartHRとキャディ株式会社です。この2社に勤めた訳でも仕事で関わりがあった訳でもありませんので、あくまで外から見た状況ではありますが、事業展開のスピード感に目を見張るものがあるからです。

パーパス経営を推進することによって、表現される結果の一つが事業展開スピードです。企業の存在価値から目指す方向、大切にしている価値観が社員をはじめとするステークホルダーに共感されているからこそ、新しい戦略や取り組みに対しての理解浸透が早くなるのだと思います。

コロナ禍で新プロダクトを創出し、実行するまでの機動力や、リモートワークを中心としつつも組織を急拡大しており、その組織が有機的に連携しながら、時に、大きく組織体制を変更することで企業成長を推進している点は嫉妬を覚えるくらいに素晴らしいと思っております。その様子は内部の社員の声からも伺うことができます。

これからの時代のモデルケースとして、さらに会社の成長を加速してほしい、と陰ながら応援しております。

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