【事例あり】SGDsを踏まえた持続可能な健康経営において大切なこととは?

近年「SDGs(Sustainable Development Goals)」が世間で着目され、達成のための動きが広がってきています。

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための目標」の略称です。17の目標と169のターゲットから構成されており、HLPF(High Level Politiical Forum:国連ハイレベル政策フォーラム)という場所で定期的に達成度合を確認するなど、世界を上げて達成しようと進められています。

そんなSDGsは、企業にとっても決して無関係ではありません。

今回は、SDGsの中でも「3.すべての人に健康と福祉を」に注目し「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」ために大切なことを事例とともにご紹介します。

SDGsが注目されている背景

そもそもなぜ、企業において「SDGsを達成するような施策を行うこと」に関心が寄せられているのでしょうか。

従来、「開発目標」を銘打たれているものは国やNGOといった規模で達成を目指すことが多いです。。しかし、SDGsは民間企業にも積極的な取り組みを求めるという特徴があります。取り組み自体が企業にメリットを生み出すとされているからです。

企業へのメリットとは、SDGsの達成に向けて取り組むことで、

・事業の機会を創出することができたり、事業自体の持続可能性を向上させたりする
・社会課題への取り組みを外部から評価される
・企業価値自体が高まる

などが想定されています。ということも起こりえます。

また、昨今のCovid-19の蔓延により、これまでの「常識」「当たり前」といったことが覆されたり形を変えたりしており、ということが起こり、取り組みが加速しています。

先述した通り、SDGsには17の目標と169のターゲットとがあります。その中で企業において人事の方に注目されている目標の一つが「3.すべての人に健康と福祉を」です。

「健康的な生活の確保」のためにできること

企業が所属・参画する人の健康を確保するために、ヘルスケアの提供をするという考え方があります。

「ヘルスケアサービス」とは「健康の保持及び増進、介護予防を通じた 健康寿命の延伸に資する商品の生産若しくは販売又は役務」を指します。(経済産業省「ヘルスケアサービスガイドライン等のあり方」より)

この中にはたとえば次のような項目が含まれます。
・健康に対する意識の啓発
・メンタルヘルス対策
・男女ともに育児休暇取得推奨

これらは単に企業でSDGsの達成に向かうという意味ではなく、組織として長く健康に事業を進めることにも寄与します。関わる人が健康であることで、疾病による休職や勤務時間の短縮を軽減できたり、業務の生産性が向上したりすることにもつながるためです。

では実際、健康経営の考え方を取り入れるにあたりどのようなことが行われ、考えられているのでしょうか。RECOMOメンバーの経験や考えをご紹介いたします。

健康経営に関する取り組み事例

株式会社RECOMO 代表取締役CEO 橋本 祐造

橋本祐造

今まで見聞きした中で健康経営で一番驚いたのはGoogleの社員食堂です。
人材採用への効果や社員のエンゲージメントを高めるために、社員食堂を作る会社は多いですが、Googleの場合は単に「食事を提供する場」ではないのです

「社員が心身ともに健康でいることが最大の価値発揮に繋がる」という信念の元、健康管理のために食事を提供するお皿の大きさを選べるようにしたり、同じスナックでも健康的により良いものを目につくところに置いています。

体に良いことだから、と言われると人はやりたくなくなるものですが、お皿の大きさを選べるようにしたり、先に目に入ったものだから、と健康的なスナックを選べるようにしたりと、心理学や行動経済学の概念を食堂の運用に活かしているのが、すごいと感じました。何をしているか、ではなく、「社員の健康を大切に考えるとはどういうことなのか?」から考えることが重要なのだと思います。

RECOMO Xパートナー 大久保 祐介

健康経営で自分自身にとっても良かったと思う施策は、時間単位での有給休暇取得制度です。生活様式が多様化する中で、午前半休、午後半休だけでなく時間単位で調整できる休暇はありがたかったです。例えば、子どもを午前中に病院に連れて行って、その後出社する場合に、午前半休だと間に合わない可能性も出てきますよね。

また、フレックス制度も健康経営だと思います。体調に合わせて活用することはもちろんですが、電車の混雑を避けられることも意外に精神面でのメリットになるのではないでしょうか?
長期的な視点から、社員の方が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えていきたいですね。

RECOMO Xプロジェクトメンバー 小澤 衣里佳

前職では会社が実施する健康診断で、希望者全員が会社負担で婦人科検診や乳腺系の検査を受けることが出来ました。若い時からこういった検診を受ける意識を持つことで、病気の早期発見にも繋がり、結果的に長期的な就業が可能になると思います。

会社が社員を大切にしている、というメッセージも感じられる取り組みで、とても好感を持ちました。

理念・パーパスから丁寧に会社づくりをする

経営者のほとんどが企業経営の本質に向き合う時間を持てていないと言われています。
事業を抜本的にテコ入れしたい、ビジョンを社員に浸透させたい、組織を改革したい、と思いながらも、実際は経営者がしなくてもいい作業に時間を奪われてはいませんか?

私たちは、経営者が事業・組織・企業文化の本質に向き合えるよう、全力の対話を通じて、経営者のビジョンにシンクロし、目指したい未来へとリードしていきます。

今こそ、人と企業の可能性を最大化するために、自社経営をRebuilding(再構築)し、Running(持続可能な経営)をするときです。ぜひ共に進みましょう!

経営者が取り組む本質的な課題の可視化と解決に向けた方向性を相談したい方はこちらからご連絡ください。